おそらく、2009年の基礎控除一人3.5百万ドル($1=90円で約3.2億円)の基礎控除をそのまま延長し、夫婦で7百万ドル(同じく約6.4億円)の基礎控除を使うという代案で落ち着くのではないか。最高税率は45%だ。このぐらいならば、ほとんどの場合、遺産税がかからなくなるだろう。このレベルで遺産税を継続させても問題は少なく、このレベルをそのまま2010年とそれ以降も継続する案だ。
現状のままだと、もしも2010年に遺産税が完全になくなったとして、2011年にはもう一度、連邦遺産税がフルに登場する。基礎控除は1百万ドル(同じく約0.9億円)で、最高税率は55%だ。
現状での連邦遺産税
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年 |
基礎控除 |
最高税率 |
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2009 |
$3,500,000 |
45% |
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2010 |
連邦遺産税なし |
― |
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2011年以降 |
$1,000,000 |
55% |
おそらく今の状況では2010年に完全に連邦遺産税は亡くなる(文字通り死亡する)と考えるのは早計と思われる。オバマ大統領は何らかの形で連邦遺産税を残すだろう。議会がそれを決める時間はもう何日も残っていないのが気がかりだ。
ここは、2010年に完全に連邦遺産税がなくなり、2011年には復帰してくると言う筋書きで、将来を見ないほうが良いのではないか。しばらく現状維持で時間稼ぎをするだろう。どういうことになるかは予断を許さないのだが、年内に残された時間でどのように動いていくかまずは注視したい。