アメリカではごく当たり前だが、銀行の口座を共有名義で持つことができる。銀行の口座に限ったことではないが共有できる。日本では銀行の共有口座というのはあるのかもしれないが、ほとんど聞いたことがない。しかしながら考えてみると、財産を他の人間と共有することは当たり前にできる。お金だって財産の一種なので共有できておかしくはない。
日本では飲み会に行った時に、ごく当たり前のように料理の一緒盛があってみんなで箸をつけて食べる。逆にアメリカでは、料理は一人ひとりに取り分けられている。一緒盛という習慣はない。例が乱暴かもしれないが、ことほど左様に、日本には共同で何かを持ち、消費するという伝統があるのに、お金を一緒盛ではないが共有できないのは素朴になぜなんだろうと思う。逆に言えば一緒盛のないアメリカでさえ共有口座がある。
不動産は共有名義にするというのは良くある。動産だって自動車を共同で購入すれば共有できる。銀行口座の場合は、贈与の問題を気にしているからであろうか。極端に言えば親がすべてお金を出して、全くお金を出さない子供と共有名義にすると贈与の問題が出るからだろうか。
不動産の場合は、当たり前に親子で登記すれば、贈与が発生するだろうが共有できる。お金の場合、スピードが速すぎて贈与を認識するのが難しいからだろうか。でも考えてみれば、宴会の一緒盛、飲み代は女性と新入社員はタダということもある。間接的に贈与が行われていると言うことだろうか?