標準控除は一定金額を調整後総所得から減じてくれる。この効果は項目別控除と同じであるが、項目別控除は金額が決まっているわけではない。標準控除または項目別控除の二者択一となり、どちらか、控除額が大きいほうを使うことになる。従って、標準控除を使った場合には項目別控除を使う事が出来なくなる。また、標準控除の場合、項目別控除とは異なり、個々の費用のデータに基づく必要はない。個別控除の金額が標準控除よりも小さくても、自動的に標準控除の金額まで個々のデータによらず控除が取れる。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-15:標準控除" »
項目別控除は医療費、住宅ローン利子、州税、固定資産税、盗難損失控除などなど様々なものが対象になる。そうした金額を特定するには、まず持ってそれぞれのレシートをかき集めることになる。きちんとレシートをとっている人にはどうと言うこともないが、レシートをそろえておかなければならない。この項目別控除にはリミットが働く。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-14:項目別控除のリミット" »
Above the line deduction というものがあるわけだから、当然のこととしてBelow the line deduction(その行の下の税額控除)と言うものもある。この場合のthe lineと言うのは調整後総所得(Adjusted gross income)だから、これを境にして上(Above)とか下(Below)と言う位置関係になる。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-13:その行の下の税額控除" »
下手な訳だがAbove the Line Tax Deductionsを訳すとそうなるのだろう。税務を学ぶとAbove the lineと言う単語が出てくる。もともとアメリカの申告書を見た事がない場合にはさっぱりわからない。申告書のどこにも書いてあるわけではない。必ずしもこうした言葉を覚える必要はないが、とにかく税額控除にはいろいろなものがある。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-12:その行の上の税額控除" »
日本の所得をアメリカに申告しなければいけないと聞いて、なるほどその通りだと思うか、またはそこまでしなくてはいけないのかと思う方もいるだろう。アメリカの市民権を持っている人は言うを待たずグリーンカードを持っている人は、税務上はアメリカ人と全く同じである。だからアメリカに申告をしなくてはいけない。しかし全くの日本人であり、日本に住んでいる人でアメリカに縁がないと思っている人がアメリカに申告をすることはあるのだろうか。
続きを読む "日本の所得だってアメリカに申告する事がある " »
この控除は直接に課税所得を減少させる。2008年度は一人当たり$3,500だ。人的控除は自分が誰かの扶養になっていない限り、自分に対してとることができるし、夫婦合算申告をしていれば配偶者にとることができる。扶養控除は扶養家族に対して控除を取ることができる。その人一人について人的控除と扶養控除の両方を取ることはできない。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-11:人的控除・扶養控除" »
前回に引き続き、子供がいる寡婦(夫)と所帯主を見てみたい。まず子供がいる寡婦(夫)は次のようなものだ。
扶養する子供がいて夫婦合算申告をしている夫婦:
2008年は夫婦合算申告をしている。
2009年に夫が死亡する。2009年は夫が亡くなってもなお、夫婦合算申告を行う事が出来る。夫婦個別申告をしてもかまわない。
2010年は扶養する子供がいる寡婦となる(再婚なし)
2011年も扶養する子供がいる寡婦となる(再婚なし)
2012年は所帯主となる(再婚なし)
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-10:独身・夫婦・所帯主などの申告ステータス(2)" »
ステータスと言う言葉の日本語訳が思い浮かばないので、ステータスと書いているが、その状況というような意味だ。地位とか価値判断が入るものではなく、単純な結婚しているとか、いないとかの状態である。申告を行う時に、独身で申告を行うのか、夫婦がそれぞれに申告を行うのか、あるいは夫婦が一緒に申告をするのか(この形は日本にはない)とか選択をすることになる。こうした選択肢は全部で5つある。
続きを読む "初めてのアメリカ税務申告-9:独身・夫婦・所帯主などの申告ステータス(1)" »