スケジュールLという連邦税の付表を聞いたことがあるだろうか。2009年から新たに導入される標準控除の新しいフォームなので、知らなくて当たり前だ。標準控除というのは、項目別控除を取らない限り、単純に控除額を記入するだけである。項目別控除のように、医療費ならば医療費のレシートを集めるという手間がまったくないし、実際にかかった金額がいくらであれ、この標準控除を引くことができるので、これほど楽で手軽なことはない。
2009年からは項目別控除を取らなくても、付表を記入する事が出てくる。そんなに面倒になるのかと驚いてしまう。まず、2009年の標準控除は次がベースとなる。
2009年の標準控除
ステータス |
金額 |
独身 |
$5,700 |
結婚して夫婦が個別に申告 |
$5,700 |
夫婦合算申告、適格寡婦(夫) |
$11,400 |
所帯主 |
$8,350 |
それに加えて、次のいずれかに該当すれば、付加して控除額を増やすことができる。いずれも項目別控除をしていない前提でのことだ。
1.住宅を所有している人は、独身で$500、夫婦で$1,000の固定資産税を控除できる。
2.2009年2月17日から12月31日に新車を購入した人は$49,500の購入価格まで、支払ったセールスタックスを控除できる。しかし、これには所得制限がありAGIが独身で$125,000か夫婦で$250,000になるとフェーズアウトしてゆく。
3.2008年から2010年に災害に見舞われた人は損失を控除できる。これを取るために、フォーム4684をつけなくてはいけない。
仮に、一例としてこの数字が積み上がると、$11,400+自動車セールスタックス$2,400+固定資産税$1,000=$14,800の標準控除額を取ることができる。自動車のセールスタックスはケースごとに数字が違う。固定資産税は限度が$1,000である。
これは申告を簡単にしようという流れと、まったく逆の方向に動いているということではないだろうか。それでも、控除額が上がれば文句は言えないということだろうか。
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