4月15日の申告期限まであと半月というところまで来ている。この申告期限を前にしてまだきちんとデータがそろっていないとか、体調が悪くてとても申告書を作成できないということもあり得る。さて困った、どうするべきかと頭を抱える。
続きを読む "2010年米国申告への旅:56歩 Form 4868" »
税金は払うだけではなく、払うべき以上に税金を払っている場合は還付を受けることになる。Form 1040で60行目から71行目を差し引きマイナスの場合、税金の納めすぎで還付対象になる。この場合、還付された金額を返してもらうやり方と、翌年の予定納税額に充当するやり方のいずれを選択しても良い。税金を返してもらう場合、自分の希望する銀行の預金口座に振り込んでもらうこともできる。あるいは小切手を郵送してもらうことになる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:55歩 税金を返してもらう" »
医療費についてはたくさんのものがその対象になり、Form 1040の付表Aに記載して項目別控除を取ることができる。しかしながら、この医療費は調整後総所得の7.5%を超える部分しか控除できない。調整後総所得が$50,000の場合、$50,000×7.5%=$3,750は控除できなくなってしまう。
続きを読む "2010年米国申告への旅:54歩 控除できない医療費" »
仕事に関連した教育費用は従業員ならばForm 2106かForm 2106EZのいずれかを記入してスケジュールAで控除できる。同じように勉強していても、一方は控除対象の教育費用であり、他方は控除対象とはならない。どこにその線引きがあるのだろうか。
続きを読む "2010年米国申告への旅:53歩 仕事に関連する教育費用" »
引っ越し費用は控除対象になる。日本からアメリカに転勤になった場合、初めは住むところが良くわからず、とにかく引っ越すことがある。半年、1年と暮らしてみてだんだんに別のところに動きたいと思う。あるいは引っ越しで気分を変えることが好きという方もいて何度も引越しをする。
続きを読む "2010年米国申告への旅:52歩 引っ越し費用" »
ギャンブルの勝ちは課税所得で申告書に記載しなければならない。どこに記載するかと言えば、ギャンブルの勝ちはForm 1040の21行に全額を記載する。Form 1040AとかForm 1040EZといった書式は使うことができない。
続きを読む "2010年米国申告への旅:51歩 ギャンブルに勝ったら" »
申告書を提出してもつかの間、もう一度申告書類を見ていたら、間違いを発見してしまうということがある。加算しなければならない書類が後から出てきてしまった。所得金額が多くなることもあるし、控除する金額が多くなることもある。子供の控除を取るのを忘れたとか様々だ。申告した内容が正しくなければ、修正申告書Form 1040Xを提出して内容を正しくすることになる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:50歩 ファイリングステータスを直す" »
タックスホームは自分が仕事をしている場所、雇用されている場所、任地といった仕事の場所と結びついている。では仕事柄全国を転々として動いている人はどうなるのか疑問を持つ。家族や自分の本籍があってそこを起点として動いているのであれば、そこがタックスホームだと言える。それもなければ、最も結びつきが深い土地を自分で選択することになる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:49歩 外国で働く" »
タックス・ホームとは何のことだろう。よく出てくる言葉であるが、今一つ何のことやらわかりにくいのではないだろうか。家に課税するという意味ではない。税務上の家というわけだが、それも今一つしっくりしない日本語訳だ。
続きを読む "2010年米国申告への旅:48歩 タックス・ホーム" »
ある年齢に達している方の場合、社会保障給付をもらうことになる。十分にお金があれば社会保障の給付金を当てにすることがないかもしれないが、なかなかそういうわけにもいかないのが多くのケースだろう。そして社会保障の給付金も課税対象になるとわかりがっかりされることもあろう。日本だって、年金に課税されるのだからあたりまえでしょうと言うかもしれない。そもそも社会保障の給付を右手で出し、同時に左手を出して税金を納めなさいと言うのはいかがなものであろうか。
続きを読む "2010年米国申告への旅:47歩 社会保障給付の課税" »
税金の支払いを行う場合、現金を封筒に入れる人はまずいないと思う。日本に住んでいる人にとっては、どのようにして税金を支払うか心もとないという方もおられる。支払手段としては小切手、マネーオーダー、クレジットカードを使う。小切手で支払いをすることが多いと思う。
続きを読む "2010年米国申告への旅:46歩 小切手を記入する" »
日本に住んでいる人が、アメリカに申告をするケースはどういう場合に起きるのであろうか。まず、日本に住んでいる人がアメリカ市民の場合だ。アメリカの税金の考え方は属地主義によらず属人主義を取るので、日本にいようが世界中のどこにいようがアメリカに申告をしなくてはならない。
続きを読む "2010年米国申告への旅:45歩 日本に住んでいる人がアメリカに申告" »
スカラーシップとフェローシップと言えば、学問や研究を行う人を援助のために与えられお金だ。片務的なものである。しかしながら、こうした名前が付いていれば機械的に税務上の取り扱いが決まるわけではない。スカラーシップとフェローシップと言いつつも、役務提供の対価で働いて得るものもある。そうなると給料と変わらないということになる。となればこれが課税対象なのか非課税かというところは迷いがちになる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:44歩 奨学金の扱い" »
申告書を作成する時に昔は電卓をたたきながら書類を作っていた。Form 1040と付表が連動するので、どこかで数字が変われば、その影響が他の書類に及ぶ。なかなか数字が固まらずに何度も書類を書き換えることになった。現在は電卓を片手にという人は少数派で、大体がコンピュータの申告ソフトウエアを使う。
続きを読む "2010年米国申告への旅:43歩 コンピュータソフトでの申告書作成" »
そもそも慰謝料や別居手当をもらっている人が、そのお金を申告するのかしないのか疑問を持つこともあろう。たとえば元の夫が別れた妻と子供に対して慰謝料・別居手当や養育費を払う。これは元の妻にとって所得と言えるのか。
続きを読む "2010年米国申告への旅:42歩 慰謝料・養育費の扱い" »
税金の還付金を2009年中にもらっている。これが一体、税金の上でどうするんだろうと疑問を持つことがある。全くそうした疑問を持ったことがなく、そのお金を使ってしまうと、場合によっては後からしまったいということにもなりかねない。ここは間違えやすいところだ。
続きを読む "2010年米国申告への旅:41歩 還付された税金" »
自分の未成年の子供が、もしかして大きな所得があるということもあり得る。いろいろな才能を発揮して、それが認められて親をしのぐような所得を上げることもないわけではない。いったいこういう場合、どうやって申告するか疑問を持つこともある。
続きを読む "2010年米国申告への旅:40歩 子供の所得" »
そもそもこの報告義務についての認識すらない方が多い。それがどういうものでどのように報告をするか理解できると、次にはどうしてこの報告書を記入しなければいけないのだろうかと言われる。なにしろ、面倒だし何でそこまで個人の情報を開示しなければいけないのかという思いを持つからだ。
続きを読む "2010年米国申告への旅:39歩 外国金融口座の残高報告" »
申告書作成に関連した書類をいつまで取っておくか。いつまでもとっておくのは大変だし、個人の記録なのでできるだけすぐにシュレッダーをかけたいという人もいるだろう。当然のことながら、出生証明、社会保障番号、グリーンカード、結婚証明、離婚協議書、遺言などを捨てる人はいまい。ずっと取っておく。株式や不動産、美術品などの関係書類も少なくともそれらを所有している間は捨てる人はいないだろう。
続きを読む "2010年米国申告への旅:38歩 書類の保存" »
税金の支払いは申告書の提出とあわせて行う。給与所得の人ならば、もともと毎月の給与で源泉徴収されていれば、一年を通して税金を払っている。そしてこの時期に精算をしているわけだ。暦年で動いている人は暦年終了後の4ヶ月目の15日までだ。つまり申告期限は4月15日なのでそれまでに支払うことになる。その15日が土日にかかる場合は後ろにずれる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:37歩 税金を払う" »
申告書ができて納税額が発生した場合は、申告書とともに納税するべき税金を納めることになる。電子申告をしている場合は別として、申告書をどこに送るのかはきちんとチェックしたほうが良い。昨年まで送付していた場所が今年から違うと言うこともあるからだ。
続きを読む "2010年米国申告への旅:36歩 申告書の送付先" »
税額控除の中にあって我々、日本人(外国人)にとって重要なものの一つは外国税額控除だ。日本の税とアメリカの税がそれぞれ一つの所得に対して登場する。二カ国でそれぞれの国が自国の税法により課税を行う。お互いの国が基本的には相手国を考えて自国の税法を作っているわけではない。アメリカはアメリカ、日本は日本で課税をすることになる。
続きを読む "2010年米国申告への旅:35歩 税額控除-3" »