グリーンカードを放棄することによってアメリカの税務上の居住者でなくなる。グリーンカードを放棄するタイミングは、12月31日とかではなく、その年の途中で放棄する。するとグリーンカードを持っていた時期と、グリーンカードを持たない時期が1年のうちに混在する。
この場合、アメリカの居住者の時期と、アメリカ非居住者の時期が出る。年の途中でグリーンカードを放棄しても、なお、その年の年末まではアメリカの居住者として申告を行うことができる。
この考え方は、配偶者が亡くなってもなお、その年末までは夫婦合算申告ができることと相似している。
しかし、グリーンカードを放棄した後、アメリカにはおらず、日本とか外国にいて、そこに税務上の家があり、外国の方がアメリカよりも関係が深いことを証明できれば、グリーンカードを放棄した日がアメリカの税務上の居住者ではなくなる日だ。
さらにその年に実質滞在テストでもアメリカ居住者であり、グリーンカードでも居住者と言う状況ならば、実際にアメリカに居住しなくなった日かグリーンカードを放棄した日のいずれか遅い方が、税務上の居住が終了した日になる。
こうしてみれば、日本にずっと住んでいる人で、グリーンカードを放棄した場合は、日本とのつながりが強いことになるので、グリーンカードを放棄した日にアメリカの税務上の居住が終了することになる。
グリーンカードを取得する人は若い人が多い。グリーンカードを放棄する人は、ある程度アメリカに住んで、もうアメリカには住まないと判断している。結果として、年令が若い人は少ない。特にある年齢になれば、アメリカに住むよりも日本に住むと、はっきり決断できるからだろう。
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