年金の書類をもらう人にすれば、確かにこうした書類を日常的に目にすることはない。ましてやアメリカのことになれば、何をどのように対応すればよいのか不安になる。そこで、何とか書類を見てくださいという依頼をするようになる。
年金の種類によっても異なるが、日本語での説明書がついているものがある。お金をもらうものゆえに、日本語の説明までついている。丁寧なことである。しかし、たとえ日本語であっても高齢者になると、それを読みながら一人で処理をすると言うのもおっくうになるのもわかる。
アメリカの申告に係る書類について日本語があればもっとわかりやすいと思う。確かにその通りだ。だが、税法関係の書類や解説書のボリュームは年金の書類と比べるのが不可能なくらい多い。そして、内容もどんどん変わっていく。とてもではないが実現できていない。
一方で、日本の申告書の確定申告の手引きを考える。何とかわかりやすく、コンパクトにまとめようとしているものだが、手に取って読んで面白いということはない。多くの人にとっては興味深くて釣り込まれるように読んでしまうというものではない。
年金の日本語の説明書だが、それだけ読んで処理をしても良いのだろうけれど、どうしても英語の説明書を読まないと不安になる。様式、書類が英文だからだ。英語の方が直接的なので、日本語の解説のような一服感と言うか距離感がない。かくして日本語の説明書はななめ読みになってしまう。
結局、アメリカの税法について日本語の説明書がついていたとしても、ほとんどの人は読まないだろう。ましてや、高齢者になればとてもではないが、それを読みながら自分で処理をしようとする体力、気力がなくても仕方がない。
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