非居住外国人がアメリカの申告書を作る時に、慣れていないので、いろいろと思い込んでいることがある。控除の取り方に標準控除と項目別控除がある。初めてアメリカの申告書を手に取ると、最初は、何が何だかよくわからない。標準控除は一人当たり一定の金額を控除することができる。
(標準控除額)
ファイリングステータス 控除額 65才以上または視力障害の加算
独身 $5,700 $1,400
夫婦合算 $11,400 $1,100
夫婦個別 $5,700 $1,100
所帯主 $8,400 $1,400
医療費の控除であれば医療費の領収書を集めなければいけない。何と言ってもありがたいことは、領収書を集めることが不要だ。とにかく、内容が不問で領収書がなくても一切構わない。
上記の表で夫婦合算ならば$11,400までバッサリ落とすことができるので、これはありがたい。様々な控除をかき集めても、この金額を超えないことがある。それにもかかわらず、この金額までは何も内容を問われることがなく、さらに年令加算までついて、無条件に使っていいとなればこれほどありがたいことはない。標準控除があるから何とか税金が発生しないと安心することがある。
それは、確かにその通りなのだが、日本からForm 1040NRを使い申告する場合、この標準控除は使えない。そんなバカな、こんなに基本的な控除が使えないなんて、非居住外国人を差別しているではないかと思ってもどうしようもない。
これが使えないと、税金を払う方に追い込まれる。自国の市民や居住者に手厚くしても、非居住外国人には税金を払ってもらいますよと言うことになる。
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