個人の所得税申告書は、IRSでコンピュータにより処理される。個人は社会保障番号(SSN)で管理されることになる。個人の所得税申告書のフォームを開くと、まず名前を記入し、そして社会保障番号を記入するようになっている。アメリカに住んでいる人たちは社会保障番号がなければ、日常生活に支障が出る。それ故にこの番号を持っているので、申告書に記入することは難しくはない。
日本にいる人は、ほとんどアメリカの社会保障番号を持っていない。アメリカにいても社会保障番号を取得できない場合もある。それでもアメリカに申告しなければいけない場合があるので、税金の処理のための個人識別番号が必要になる。
(納税者番号が必要になる人)
アメリカの非居住外国人で社会保証番号を取れない人
アメリカに居住している外国人で、社会保証番号を取れない人
アメリカ市民やアメリカ居住外国人の配偶者や扶養家族
非居住外国人ビザを持つ人の配偶者や扶養家族
そこで、IRS(アメリカの内国歳入庁)は、申告書を作成する目的のためだけに納税者番号(ITIN)を付与してくれる。この納税者番号は9桁からなる。9XX-7X-XXXXという構成だ。初めは3桁で必ず9から始まる。つぎは2桁(4桁と5桁)で4桁目は必ず7か8になっている。
この社会保障番号や納税者番号を取得していないと、税務申告のスタートラインにも立てないと考えた方が良い。特に日本で納税者番号を取得するのは手間がかかる。このための準備をしっかり怠らないようにしたい。
さて、IRSはこの番号だけで個人個人を見ているのではない。名前と個人の社会保障番号や納税者番号をマッチングさせている。すでにそうした番号を持っている人であっても、2011年中に結婚した人や離婚した人は、番号取得時に用いた名前かどうか確認が必要だ。社会保障番号と申告書に記載される名前と社会保障番号が一致していなければエラーになってしまう。エラーになると申告書を受け付けてもらえない。
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